「有給休暇付与機能」を利用して、有休を特定日に一斉付与、ただし入社日から一斉付与日までの
期間が半年を超える場合は、初回付与を入社半年後に行う方法を解説します。
設定後の付与イメージ(一斉付与日が4月1日の場合)
※一斉付与日や付与日数は設定によって変更可能です。
※上図の4月1日入社のように、入社日と一斉付与日(第2基準日)が同じ日になる場合は、入社日に
初回付与されます。この際、入社日当日に付与アラートは出ますが、勤務実績がないため、付与日数は
0日と表示されます。
このため手動で付与日数を調整した上で付与が必要です。詳しくは、「運用上の重要なご注意」を
ご参照ください。
補足
一律の基準日を定める一斉付与と、初年度に法定の付与日以前から付与する分割付与は、次の要件を満たす場合に認められています。
- 一斉付与や分割付与により付与する場合は、法定の基準日以前に付与すること。
- 付与要件である8割出勤の算定は、短縮された期間を全期間出勤したものとみなすこと。
- 次年度以降の付与日についても、初年度の付与日を法定の基準日から繰り上げた期間と同じ期間、法定の基準日より繰り上げること。
有給休暇付与機能がオンになっていることを確認します。
※admin全権管理者および全権管理者、または「オプション」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
1. 設定 > その他 > オプション を開きます。
2. スケジュール設定カテゴリ > 有給休暇付与機能が「使用する」となっていることを
確認します。
雇用区分ごとに有休付与関連設定を設定します。
※admin全権管理者および全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
設定を変更する前に、「有休付与対象者」がいないかどうかを確認し、対象者がいる場合は、付与または棄却の処理を行ってから、設定変更してください。
「有休付与対象者」が表示されている状態で、有休付与関連設定を変更すると、すでに表示されていた対象者は表示されなくなり、付与対象外になってしまいます。
1. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象区分の[編集]をクリックします。
2. 休暇関連カテゴリ > 有休付与 > [有休付与関連設定]をクリックし、
「有休付与関連設定」画面を開きます。
1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)
付与日数の算出方法を設定します。
以下のいずれかを選択してください。
◯日
週の契約労働日数に対応する比例付与日数テーブルから付与日数を決定します。
出勤率が80%を超えていることが付与の条件です。
出勤率が満たされないと付与日数0日と算出されます。
年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算
週の契約労働日数を定めていない場合に利用できます。
従業員の年間勤務日数に応じて週の契約労働日数を仮定し、有休付与日数を計算します。
この際、出勤率は参照しません。
例えば下図のように比例付与日数が設定されている場合に、
ある従業員が年間200日勤務したとき、週の契約労働日数4日の基準で有休付与日数が
算出されます。
年間200日の勤務は年間所定労働日数169日以上217日未満に該当するためです。
有休の初回付与日を設定します。「入社から6ヶ月後に初回付与し、毎年の付与日とする」
と設定します。その下の項目にはチェック不要です。
2回目以降の付与日を設定します。
「付与日を◯月◯日に統一する」を選択し、一斉付与したい月日を設定します。
その下の「第2基準日を優先する」項目にチェックします。
週の契約労働日数と勤続年数に応じた付与日数表を入力します。
[初期値を読み込む]をクリックすると、法定基準が入力されますが、
貴社の就業ルールに合わせて編集してください。
下図は入力例です。
「年間所定労働日数」を労働基準法の基準値以上、または「比例付与日数」を労働基準法の基準値以下に設定すると、エラーになります。
5. 付与算出基準となる勤務日数・全労働日数として数える日を
設定してください
出勤率の計算対象を設定します。
出勤率=勤務日数 ÷ 全労働日数 × 100
「勤務日」は出勤した日、または出勤したとみなす日です。「全労働日」は出勤すべき日です。
「平日出勤」「法定休日出勤」「法定外休日出勤」、および各種休暇の、「勤務日」や「全労働日」にチェックを入れます。
下図は設定例です。
前述の「1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)」箇所で「年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算」と設定している場合は、出勤率は参照せず、「勤務日」にチェックがある項目が「年間所定労働日数」として集計されます。一方で有休付与対象者画面では出勤率を参考値として算出し、表示しているため「全労働日」のチェックも必要です。
各従業員に入社日を入力します。入社日が入力されていない場合は付与対象者になりません。
※admin全権管理者および全権管理者、または「従業員設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
1. 設定 > 従業員 > 従業員設定 を開き、該当者の[編集]をクリックします。
2. 雇用情報カテゴリ内の「入社日」を入力して登録します。
従業員データをCSVインポートすることで、「入社日」を一括登録できます。従業員データインポート用のレイアウトを作成する際に「入社日」項目を含めてください。詳細はこちらの記事をご参照ください。
一斉付与日(第2基準日)と入社日が同じ日になる従業員については、入社日に初回付与されます。
この際、入社日当日に有休付与対象者アラートとして表示されますが、勤務実績がないため、付与日数は
0日と表示されます。
「付与日数」を手動で「10」日などに書き換えたうえで、付与を行ってください。
2年目以降の付与については、勤務実績に基づいた付与日数で、一斉付与日にアラートされます。
有休付与早見表
本記事の手順に従って、以下のように設定した場合、
- 週の契約労働日数:5日
- 第2基準日:4月1日
- 比例付与日数:本記事の入力例の通りに設定
付与日数とタイミングは以下の表の通りです。
初回付与日
入社半年後の日付(第1基準日)が、一斉付与日(第2基準日)より先に来る場合は、
入社半年後に初回付与されます。
入社半年後の日付(第1基準日)が、一斉付与日(第2基準日)より後になる場合は、
一斉付与日に初回付与されます。
- 4月2日〜9月30日に入社した場合は、入社半年後に付与に初回付与。
- 10月1日〜4月1日に入社した場合は、4月1日に初回付与。
2回目以降の付与日
4月1日に一斉付与。